舞台感想改め舞台記録(2019年~2021年)
★は個人的好み度(一般的な出来の良し悪しを評定するつもりはないです)
記録サボってたのでまとめて2019年~2021年に観た舞台の一覧。
というか2019~2020年は抜け漏れある気がする……(気づいたら足しとこ)。
昔のは感想も書けないので、今年のを軽く書くだけにしておきます。
2019
- 2019/04/06 ハル ★★★☆☆
- 2019/05/14 獣の柱 ★★★★★
- 2019/11/16 終わりのない ★★★★★
2020
- 2020/10/18 アラビヨーンズナイト ★★★☆☆
- 2020/11/20 迷子の時間 -語る室2020- ★★★★☆
- 2020/12/26 23階の笑い ★★★★☆
2021
- 2021/02/14 イキウメの金輪町コレクション ★★★☆☆
イキウメ。甲乙丙の丙だけ観劇。
イキウメファンが軽く楽しむには良い感じ。 - 2021/04/20 眠れる森のビヨ ★★★★☆
BEYOOOOONDS主演舞台。
演劇女子部ってアイドルを魅せるために、少なからずキャラクターミュージカルな要素を入れなきゃいけないんだろうと思っていたけど、これはストレートプレイでもいけそうなくらい物語先行だった。
それでも十分個々が引き立つからこそって感じ。 - 2021/06/09 外の道 ★★★☆☆
イキウメ。隣のおじさんが漏らす声に気が散ってしまった。
イキウメの中では深く刺さるタイプでは無さそうだけれども、もう1回観なおしたい…… - 2021/08/14 ウェンディ&ピーターパン ★★★☆☆
出来の良い絵本といった感じ。
演出も綺麗だし悪くはないけど、捻りも無いので大人が楽しむには少し物足りない感じもある。 - 2021/09/04 Le Fils 息子(予定)
- 2021/09/23 友達(予定)
舞台感想2本、「タイムリピート」と「ゲゲゲの先生へ」
★は個人的好み度(一般的な出来の良し悪しを評定するつもりはないです)
※注意:タイムリピートの感想のみネタバレ有り
2018/09/28 演劇女子部 「タイムリピート~永遠に君を想う~」 ★★★★☆
※2018/09/28, 09/29 3回, 10/03, 10/08(千秋楽)鑑賞
秀作。
いわゆるタイムループもの。
SFと人間ドラマをよく2時間に収めたなという印象。
SFについては、もっともらしさの論証は時間がかかると踏んで諦めたのか、結構バッサリ。
その代わり、タイムリピートを前提とした仕掛けは面白い。
特に好きだったのは、
- ミュージカルなので歌もリピートしそうなところを二周目はキャンセルかけるところ。他の周は上手いことそれより手前で誰かしらが止めている。
そして最終周だけは歌う条件満たしているのにナチュラルにスキップされるので、エンディングルートに入ったことを体感する。 - リピート終端の情報を得るためには該当者にもリピートして貰う他無い、という作りになっていたことに気付かされた瞬間。
- 結末。そうきたかってなる。
のあたり。
人間ドラマ部分については、恋愛のポイントとして定番である、
- 秘密の共有:なんかいきなり打ち明ける
- 理解と共感:わかるわかる宣言
- 共通点がある:「僕も一緒だから」
- 頭がいい:ルナが気付かない点に気付く
- ギャップ:弱々しかったのに力強くなる
をごく自然に短期間で踏んでいくソーマのモテ力。
そりゃルナも落ちますわ。
仲間の頼もしさの描写も好きで、序盤は物事を信じさせるのにロジックが必要だったが、5人周なんかは5人が言ってるんだからでさらっと通じるのが良い。
仲間というのがテーマでもあると思うので、こういうの大事。
そしてアイドルの舞台でもあるので、それぞれの登場人物をちゃんと魅せることも上手く盛り込んである。妙技。
結末に捻りはあるものの、王道は王道。
ストレートに撃ち抜いてくれる良い舞台だった。
2018/10/13 「ゲゲゲの先生へ」 ★★★★☆
本作は、「イキウメ」を拠点に劇作家、演出家として活躍している前川知大が脚本、演出を手掛ける新作。水木しげるの「世界観」を原作にした完全なオリジナルストーリーに、幾つかの原作短編を織り込んでいきます。ある一つの作品の舞台化でも、評伝でもなく、水木しげるの人生観、世界や“不思議”との関わり方を、膨大な作品群とその登場人物、エッセイやインタビューで語られた言葉、エピソードから読み解き、新しい物語を編み上げます。SFやオカルトなど日常世界の裏側から人間の心理を描き、空間・時間をシームレスに編集する演出を得意とする前川が、水木作品に挑戦するのは、まさに必定ともいえる巡りあわせでしょう。
脚本・演出 前川知大ということで観劇。
自分は水木しげる作品に詳しくは無いが、問題無く楽しむことが出来た。
反都会の思想観がやや古めかしいところもあれど、面白おかしく描かれていて嫌味は少ない。
イキウメっぽいSFめいた描写は無いものの、妖怪の存在感はリアルでどこか奇ッ怪っぽさもあって程良い湿度。
素直な楽しみ方が出来る劇だった。
スッキリ終わったが、水木しげるファンであればもっと楽しめたかもしれない。
ハロプロ現役メンバーカラー表
にわかなのでハロコンとか行くと高確率で「色忘れた」ってなる。
そういう時はグループ毎にググるんだけど、それも面倒なので表にしておく。
基本は自分用なのでメンテも気分次第で。
[2019/2/28更新]飯窪卒業、アンジュルム更新(今更)
メンバーカラー表(2019/2/28現在)
グループ | 期 | 名前 | カラー | サンプル |
---|---|---|---|---|
モーニング娘。'19 | 9期 | 譜久村聖 | ホットピンク | |
生田衣梨奈 | 黄緑 | |||
10期 | 石田亜佑美 | ロイヤルブルー | ||
佐藤優樹 | エメラルドグリーン | |||
11期 | 小田さくら | ラベンダー | ||
12期 | 野中美希 | パープル | ||
牧野真莉愛 | ライトピンク | |||
羽賀朱音 | ライトオレンジ | |||
13期 | 加賀楓 | イタリアンレッド | ||
横山玲奈 | ゴールドイエロー | |||
14期 | 森戸知沙希 | 白 | ||
アンジュルム | 1期 | 和田彩花 | レッド | |
2期 | 中西香菜 | ライトピンク | ||
竹内朱莉 | ブルー | |||
勝田里奈 | オレンジ | |||
3期 | 室田瑞希 | ライトブルー | ||
佐々木莉佳子 | イエロー | |||
4期 | 上國料萌衣 | アクアブルー | ||
5期 | 笠原桃奈 | ホットピンク | ||
6期 | 船木結 | ライトグリーン | ||
川村文乃 | ライトパープル | |||
7期 | 太田遥香 | ブライトグリーン | ||
伊勢鈴蘭 | ライトオレンジ | |||
Juice=Juice | 1期 | 宮崎由加 | ピーチ | |
金澤朋子 | りんご | |||
高木紗友希 | レモン | |||
宮本佳林 | ぶどう | |||
植村あかり | メロン | |||
2期 | 梁川奈々美 | ミディアムブルー | ||
段原瑠々 | オレンジ | |||
3期 | 稲場愛香 | ホットピンク | ||
カントリー・ガールズ | - | 山木梨沙 | ライム | |
森戸知沙希 | オレンジ | |||
小関舞 | ミディアムブルー | |||
梁川奈々美 | パープル | |||
船木結 | イエロー | |||
こぶしファクトリー | - | 広瀬彩海 | ターコイズ | |
野村みな美 | ロイヤルブルー | |||
浜浦彩乃 | ピンク | |||
和田桜子 | グリーン | |||
井上玲音 | パープル | |||
つばきファクトリー | - | 山岸理子 | ライトグリーン | |
小片リサ | ライトオレンジ | |||
新沼希空 | ライトブルー | |||
谷本安美 | ライトパープル | |||
岸本ゆめの | イエロー | |||
浅倉樹々 | ライトピンク | |||
小野瑞歩 | エメラルドグリーン | |||
小野田紗栞 | ピーチ | |||
秋山眞緒 | ライトレッド | |||
BEYOOOOONDS | - | 一岡伶奈 | ライトブルーー | |
島倉りか | ラベンダー | |||
西田汐里 | ホットピンク | |||
江口紗耶 | イエロー | |||
高瀬くるみ | ミントグリーン | |||
前田こころ | シーブルー | |||
山﨑夢羽 | イタリアンレッド | |||
岡村美波 | ピンク | |||
清野桃々姫 | オレンジ | |||
平井美葉 | グリーン | |||
小林萌花 | パープル | |||
里吉うたの | ミディアムブルー |
2018年梅雨頃の舞台感想
★は個人的好み度(一般的な出来の良し悪しを評定するつもりはないです)
だいぶ書けてなかったのでまとめ書き。
2018/06/02 演劇女子部 「ファラオの墓〜蛇王・スネフェル〜」 ★★★★☆
※2018/06/02 昼夜、2018/06/10 夜(東京千秋楽)鑑賞
昨年のものと比較して、サリオキスとアンケスエンをさっぱり化させたことでかなり見やすくなった。
なんで惹かれ合ったのかいまいち分からなかったのでちょうどいい。
その分でスネフェルを掘り下げてるおかげでかなり深みが出ている。
昨年と同じシーンもかなり意味合いや表現が変わってくる。
そしてそれを表現しきる石田さんの抜群さが光る。
あと、イケオジちぇる最高。
2018/06/03 劇団イキウメ 「図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの」 ★★★★☆
3本のオムニバス形式。
トリックの効いた劇が特徴の劇団なのでオムニバス化すると少し薄くなるが、そこはそれぞれの話が上手く細く繋がってることでカバーされている。
それでもやはり1本ものの方が好きだが、こういう舞台を積み重ねた先に1本ものが出来上がっていると考えると感慨深い。
それは置いといても、想像が楽しめる世界観と深読みを試せる仕掛けはやはり見事。
2018/06/23 「薔薇と白鳥」 ★★★☆☆
Hey! Say! JUMP の光くんと高木くん主演の舞台。
キャラクター観や演技がハマっててとても見やすい。
そんな長台詞よう覚えられんな、ってくらいの言い回しに見入る。
生き様。
2018/07/08 ナイロン100℃ 46th SESSION 「睾丸」 ★★★☆☆
多分答えが無いタイプのやつ。嫌いじゃないけど、好きでもない。
汚くも人間味のある人間らしい人間が交差する。
少なくとも上手い。人は選ぶ。
笑いを小刻みに入れてくれるのでダレはしないけど3時間は長いな。
舞台感想「百年の秘密」
2018/04/28 ナイロン100℃「百年の秘密」 ★★★★☆
ティルダとコナ、二人の女性と周囲の人生を、時代を行ったり来たりしながら描き上げていく作品。
登場人物は多いがどの人達も人間味に溢れる個性を持っていて、「あなた誰だっけ?」みたいになることが一切無かった(助かる)。
ベイカー家の屋敷の庭に佇む大木の前で起こる様々な人間模様。
どの思い出も何かしらの黒い影を落としているのに、全うした人生はそれはそれで素敵だったんじゃないかと思わせる力を持っている。
それを成すのは、ティルダとコナの複雑に絡み合った絆。
誤解を招く言い方をすると百合。尊い。
世界観や仕掛けが特殊だったり、キャラクター性が強い舞台を観る機会が多かったので、人間模様だけでここまで描ききることが出来るのかと感動。
途中休憩ありの3時間半という長い作品だが、だれることもない。
重そうに聞こえるが、明るく黒いみたいなノリと、要所要所の笑いが適度で肩の力は要らない。
人生はロマンティックでなくともいい。
舞台感想「エグ女」
2018/03/04 「エグ女」 ★★★☆☆
★は個人的好み度(一般的な出来の良し悪しを評定するつもりはないです)
3月4日、TBSラジオ主催の「エグ女」を見てきた。
エグい女が登場するショートストーリーを、2時間で14本連ねるオムニバス形式の舞台だ。
公演は女狐チームと女豹チームに分かれており、自分は女狐チームを観劇した。
2時間で14本もの話をやるため、必然的に1本あたりの時間は非常に短い。
良い意味でも悪い意味でも「エグ女」をテーマにしたコント番組のように感じた。
1本1本は非常に面白く、背筋の凍るようなものから、会場が笑いに包まれるようなものまで、バリエーション豊か。
世の中に実際にいるかもしれない、多種多様な"女"の生態を覗き見したかのようなヌメヌメした感触がこの舞台の味だろう。
そういった意味では、続けざまに見せることに意味があるのかもしれない。
一方で各話の繋がりが無いため、どうしても浅くなりがち。
ライトなコメディタッチのものはいいのだが、エグさを全面に打ち出すものは重さが足りない。
ざっくり言うと、もっと刺し殺して欲しかった。
ただ、観客に背景と余韻を想像させることで尺を節約しているのは上手いなと思った。
好きだったのは「ニコイチの女」で、ずっと強気に仕返しをしている女が最後にソファで自分も頭を抱えてフェードアウトしていくところ。
仕返ししないとやりきれない気持ちを抱えつつも、仕返しをしたところで浮かばれない気持ちを想像する余韻が良い。
出てくる女はたいがいエグいけど、話にあがる男もよっぽどクズだったのが笑いどころ。
エグ女に遭遇しないためには、クズ男にならないようにね……
舞台感想「連想料理人と殺人のレシピ」
2018/02/17 ミステリー・ザ・サード「連想料理人と殺人のレシピ」 ★★★★☆
★は個人的好み度(一般的な出来の良し悪しを評定するつもりはないです)
ミステリーナイト等を主催するE-Pin企画の参加型推理舞台。
同じ謎解きモノでもパズル的要素の強い脱出ゲームと異なり、ミステリー小説的な文脈要素が強いのが特徴だった。
舞台好きとしても、ストーリー性や演技、間近で起こるリアルな体験が楽しい。
最後に推理を紙に書くんだけど、これが難しい。
ランクインできなかったのが悔しいので、またやってみたい。